本と映画の埋草ブログ

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アリー my love_メモ◎004「ラブ・アフェア」[The Affair]

 大学時代の先生が死去した、とアリーはフィッシュから聞かされる。その先生、ドーソン教授とアリーは、一時期不倫関係にあった!
 というわけで、原題の「The Affair」とは情事という意味らしい。ズバリ「不倫」についての回。

 さて、教授の奥さんから弔辞を依頼されたアリーはパニック状態に! どうやら奥さんは、アリーと教授の不倫を知らなかったようだけど、しかし罪悪感いっぱいのアリーは、たびたびビリーの部屋へ行き、相談をすることに。かつての恋人同士との距離がぐっと縮まったので、ビリーの妻のジョージアも嫉妬気味。
 さらに、前回揉めたロナルド氏とよりを戻したアリーだが、ビリーとの急接近が原因となり、再びフラれることとなる。

 今回は不倫一筋のエピソードであり、裁判ネタは無し。

 冒頭、秘書エレインの発明「フェイスブラ」が登場する。顔に装着するブラジャーとのことで、若さのために行うジョギングによる顔の皮膚の上下運動は、結果的にシワを作ることになるので、このフェイスブラが有効であるとのこと。フェイスブラを着けたエレインを見たアリーの第一印象は「『羊たちの沈黙』のレクター博士みたい」。その後も、このエレインの発明趣味は、数々のギャグを生み出すこととなる。

 そんなわけで、過去の不倫をめぐるドタバタでいろいろ落ち込むアリーを慰めるため、ラストシーンでビリーはアリーとともに思い出の曲でダンスを踊る。
 「ジョニー・マティスのピラミッドが出てくる曲!」ということで、タイトルは「You Belong To Me」。
 ウィキペディアによれば「ユー・ビロング・トゥ・ミー」は1952年の曲らしく、パティ・ペイジという人の歌が有名らしい。
 その後多くの人がカバーしている。
 YouTubeで検索するとセリフに出てくるジョニー・マティスのものもあった。

 

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