本と映画の埋草ブログ

本と映画についてあまり有意義ではない文章を書きます

アリー my love_メモ◎011「銀の鈴」[Silver Bells]

 いよいよクリスマス。
 どうやら「ケイジ&フィッシュ法律事務所」では毎年華やかにパーティーを催しているようで、セクシーな秘書エレインはそこで歌うための準備に余念がない。自分を引き立たせるバックコーラスを物色中なので、アリーにも声をかけるが「エレインのバックコーラスなんて!」と断られてしまう。

 さて、そんな事務所に持ち込まれる訴訟は、男1人と女2人の婚姻を法的に認めて欲しいというもの。
 アリーとジョン・ケイジジョージアが担当することになる。
 もちろんアリーは運命の愛を信じる立場なので、個人的にはそんなものは認められない。いつも、このように納得できない訴訟ばかり持ち込まれる、という定番パターン。
 アリーは主張する、絶対無理、法的に認められるわけが無いし、第一、私のポリシーに反する!
 しかし、常に金にポジティブで薄っぺらい社長フィッシュはこう言う。「無理だなんて、なんで言えるの? だって、クリスマスじゃない!」

 ところで、裁判で争われることとなる男1人と女2人というのは、このドラマ「アリー my love」の設定そのままじゃないか! 基本的に、アリーとビリーとジョージアの三角関係コメディなのだから。
 そして、一緒に働くことになって、ビリーはどんどんアリーに惹かれているようで、それが逆に刺激となってビリーとジョージアの結婚生活はかえって良好になっているとのこと。夜のジョージアが凄いらしいのだ!

 さて、この回ではクリスマスパーティーへ行くにあたり、モテない変人ジョン・ケイジが勇気を振り絞りアリーを同伴者として誘うのだが、あえなくフラれてしまう。その後、このドラマシリーズでは、ふたりは恋人、ではなく、お互いに変人同士で大親友になるという展開を知っている立場で眺めると、初期「アリー」のこういう展開は初々しくて微笑ましい。ドラマのはじめの方って、こんな感じだったのだなあ。

 そしてパーティで秘書エレインは、わざわざバックコーラスを雇い、セクシーダイナマイト(?)に「ママがサンタにキスをした」を歌い上げる。エレインの歌、最高!
 ということでYouTubeから、ジャクソン5の「I Saw Mommy Kissing Santa Claus」。
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