本と映画の埋草ブログ

本と映画についてあまり有意義ではない文章を書きます

埋草日記◎『箱の中の羊』鑑賞直前に『A.I.』を観る

綾瀬はるか最新作『箱の中の羊』が絶賛公開中で、私も明日、観に行こうと思っている。というわけで、スピルバーグの2001年作品『A.I.』をDVDで見た。

映画『箱の中の羊』は「息子を亡くして2年、建築家の音々と工務店の二代目社長を務める健介の甲本夫婦は、息子・翔の姿をしたヒューマノイドを迎え入れることになる」ってものらしいけど、このプロットって『A.I.』じゃないか! 『A.I.』では息子は死んだわけではなく、難病のため人工冬眠中。で、その後、奇跡的に病気が治って本物の息子が復活したため、AIオスメント君は捨てられてしまう流れとなる。

ま、とにかく、冒頭、AIオスメント君の家族の中での「異物感」というか不気味さというか、そういうのがサスペンス映画みたいに描かれていて(突然すぐ横に立っていたりとか、変なタイミングで大笑いしたりとか)、良いです。

 

当然、是枝監督は映画『A.I.』を見ているだろうが、あえて今「家族とロボット」というお話を作ったのだろう。そんなにたくさん是枝作品を見ているわけではないが、この監督は「家族」をテーマにした作品が多いし(綾瀬はるかが以前主演した『海街diary』も新しい家族が増えるという映画だったし)、この『箱の中の羊』も家族の話が中心だと思われる。きっと『A.I.』とは似ていない。間違ってもヒューマノイド君が「愛」を求めて地獄のような未来都市を彷徨ったりはしないはず。

それに是枝監督にはペ・ドゥナ主演の『空気人形』という変な映画もあったから、もともと人造人間が好きな方なのだろう。

 

『箱の中の羊』と『A.I.』に類似する点があるにせよ、そもそも『A.I.』がロボット物語の専売特許というわけではない。ロボットと家族って話でいえば、日本一有名なロボット『鉄腕アトム』って、そもそも交通事故で死んだ息子の代わりに作られたロボットが、まるっきりな息子ではないことに不満を抱かれて、サーカスに売られてしまうというお話だからなあ。

さて、綾瀬はるか最新主演作『箱の中の羊』、観に行ってきまーす!

 

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