本と映画の埋草ブログ

本と映画についてあまり有意義ではない文章を書きます

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アリー my love_メモ◎013「ペンギン作戦」[The Blame Game]

今回は、前回の第12話、すなわちグレンとの一夜限りの情事に関する後日譚。 海外へ旅立ったと思っていたグレンと偶然に出くわしたアリーは、もう一度、グレンとの行為に及ぶ。やはりCGのダンシングベイビーが軽快に踊り、バックにはヴォンダ・シェパードが歌…

アリー my love_メモ◎012「ダンシング・ベイビー」[Cro-Magnon]

彫刻教室で粘土をこねるアリーとルームメイトのレネ。全裸の男性モデルを眺めながらの作成で、そのモデルのナニが常識はずれにデカく、アリーとレネが驚愕するというオープニング。「粘土が足りなくなっちゃう」とレネがお下劣発言。 タイトルクレジットでは…

アリー my love_メモ◎011「銀の鈴」[Silver Bells]

いよいよクリスマス。 どうやら「ケイジ&フィッシュ法律事務所」では毎年華やかにパーティーを催しているようで、セクシーな秘書エレインはそこで歌うための準備に余念がない。自分を引き立たせるバックコーラスを物色中なので、アリーにも声をかけるが「エ…

破滅型漫才師をクールな作家が描く。「天才伝説 横山やすし」

「天才伝説 横山やすし」小林信彦文春文庫2001年1月10日初版発行 初出「週刊文春」1997年5月1日・8日合併号~1月6日号単行本1998年1月 文藝春秋 作家小林信彦には芸人に関する著作が幾つかある。あまりに有名な「日本の喜劇人」(1972年)のほか、 1992年「…

アリー my love_メモ◎010「無慈悲な天使」[Boy To The World]

華やかなクリスマスの準備シーズン、という中、今回はシリアス路線。 アリーは、判事ウィッパーから、売春で捕まったステファニーの弁護をするように頼まれる。 未成年のステファニーは本名スティーブンで、男だった。というわけで、性的マイノリティLGBTを…

アリー my love_メモ◎009「ダーティ・ジョーク」[The Dirty Joke]

冒頭、「何がジェーンに起ったか?」(1962年)を見て恐怖におののくアリーの姿。 というわけで、レネと映画の話になり、アリーは高校時代「最もジュリー・アンドリュースみたいになりそうな女」に選出された過去を告白。 最もジュリー・アンドリュースみたい…

アリー my love_メモ◎008「友達以上恋人未満」[Drawing The Lines]

冒頭、アリーとジョージアがふざけてコーヒーを非常にエロティックに飲むのだが、それはズバリ、セックスのメタファー! ドラマ「アリー my love」はアケスケなセックスコメディっぷりがウリなのだ。それをビリー(アリーの幼馴染みで元恋人、現在ジョージア…