構想の死角 MURDER BY THE BOOK 放送◎米1971.9.15 日1972.11.26 90分フォーマット 犯人◎二人組ミステリー作家の書いていない方 被害者◎二人組ミステリー作家の書いている方 トリック◎殺害現場の偽装 もともと舞台劇だったのものをテレビドラマ化した「殺人処…
エマ・ストーンが出演するウディ・アレン監督映画「マジック・イン・ムーンライト」をDVDで見た。2014年の映画で、傑作「ブルージャスミン(2013年)」の次の作品ということになる。 中国人に扮するイギリス人マジシャンは芸は一流で人気者だが、性格が悪く…
2024年11月10日(日)東神楽町複合施設はなのわ 文化ホール花音 こけら落とし公演第3弾「落語会」が開催された。 北海道旭川市の隣町の東神楽町は、旭川空港のある町で、今年役場が「複合施設はなのわ」としてリニューアルされ、文化ホールが新築された。こ…
いつものようにぼんやり新聞を眺めていたら、週刊ポストの広告の見出しに「筒井康隆 老人ホーム」みたいなのを発見。 書店で週刊ポストを立ち読みし、軽くショックを受ける。 お元気だと思っていたのに! ちなみに検索したら、ネットでも全文が読めた(いく…
エマ・ストーンが出ているという理由で観に行くことにした映画「哀れなるものたち」(2024年2月公開)の予習として、ヨルゴス・ランティモス(という奇妙な名前の)監督のひとつ前の作品「女王陛下のお気に入り」は、見ておいたほうがよいだろうと考えていた…
「山上徹也」とは何者だったのか 鈴木エイト 講談社α+新書 2023年7月19日初版発行 「山上徹也」が安倍晋三元首相を銃撃したのは2022年7月8日、参議院選挙中だったこともあり、衝撃は大きかった。さらに、その後に驚かされたのは、安倍元首相への攻撃の動機…
映画が目にしみる 増補完全版 小林信彦 文春文庫 2010年11月10日初版発行 小林信彦が1989年から中日新聞紙上に連載していたコラムが2007年はじめに終了し、文庫本になっていなかった単行本「コラムの逆襲」「映画が目にしみる」の2冊から映画関係の記事をピ…
死者の身代金 RANSON FOR A DEAD MAN 放送◎米1971.3.1 日1973.4.22 120分フォーマット 犯人◎野心家の女性弁護士 被害者◎その夫の大物弁護士 トリック◎殺害後の偽装誘拐 コロンボをシリーズ化しよう、との話が出て、テレビ局側がパイロット版の製作を要求して…
ぼんやりネットを眺めていたら、「筒井康隆の小説『敵』が映画化」ってのを発見! しかも監督は「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八! 2025年1月17日公開であるとのこと! 私は筒井さんの小説のファンで、「敵」は筒井作品の中でも特に好きな作品のひとつ…
「敵」 筒井康隆 新潮社 1998年1月30日 発行 1997年8月4日脱稿 とある。 筒井康隆14年振りの書下ろし、と帯に銘打たれた長編小説「敵」は1998年、新潮社から発行された。筒井氏の断筆解除が1997年のことで、だから「敵」は部分的には断筆中に執筆されたもの…
殺人処方箋 PRESCRIPTION:MURDER 放送◎米1968.2.20 日1972.8.27 120分フォーマット 犯人◎精神分析医 被害者◎その妻 トリック◎共犯者が被害者を演じるアリバイ工作 テレビドラマ「刑事コロンボ」の第一作目とされる「殺人処方箋」は単発ドラマの枠で放映され…
筒井真理子が美容院へやってくるというのがファーストシーン。池松壮亮が演じる美容師を指名する。会話の中で「仕事を辞めたので、気分を変えるために髪を変えたくて」といったことを話していたはず。 次のシーンでは、筒井真理子が高齢者の女性を介護してい…
映画「ある男」をDVDで見た。俳優陣が豪華なのに驚いた。 まず、安藤サクラが登場する。地方の文房具店で働いている。彼女には小学生の息子がいて、その幼い弟が難病で亡くなり、離婚して、実家の文房具店にいるといった設定らしい。 そこに窪田正孝が演じる…
老化現象のひとつに「若い人の顔が全部同じに見える」というのがあるようで、となると、若いころから人の顔が覚えられない私など、還暦を過ぎ「若い人の顔が全部同じに見える」どころの騒ぎではない。だから、たぶんCMなどで日常的に目にしているはずの橋本…
葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 文春文庫 2007年5月10日初版発行 単行本2003年3月発行 いちおうはじめにお断りするが、もちろんメインのトリックには触れません。しかし、感想を述べる際にトリックをほのめかす結果となる場合もあろう。なので「葉…
ジブリアニメ「ホーホケキョ となりの山田くん」をレンタルDVDで見た。 あたりまえの話だが、漫画家いしいひさいちは絵が上手い。ラフな線でありながらとても美しいと感じる。そして、このアニメは、その流麗な絵の雰囲気のままに動いている感じ。無造作な線…
フェミニズムというものが何か、が実はよくわかっていない私である。 そんな体たらくだから、映画「バービー」は何も考えずに楽しめる、というわけにはいかない。 マーゴット・ロビーは相変わらずのブロンド美女っぷりであるが、この方、なにか「正統派」と…
深田晃司監督の映画は「ほとりの朔子」「淵に立つ」の二本を見ている。どちらも面白かった。 矢野顕子の「LOVE LIFE」は発売当時にCDを買い、よく聴いていた。深田監督もこのアルバムが好きらしく、触発されて映画「LOVE LIFE」を作ったとのこと。アルバム表…
ずいぶん久しぶりに、つかこうへいの小説を読んだ。「蒲田行進曲」で直木賞賞を受賞したつかこうへいが、受賞後第一作として発表した「寝取られ宗介」だ。1982年に小説として発表された作品。 つかこうへいの小説をすべて読んでいるわけではないが、読んだ中…
まあ、以下は、他人の小さなミスをあげつらうようなセコい文章になるのだが、備忘録として記す。 先日、けっこう衝撃的(あくまで私的に)な事態が発生。金曜日のことだが、朝、郵便受けから新聞を取り出そうとして、いままでに感じたことのない違和感を覚え…
レンタルDVDで「ケイコ 目を澄ませて」を見る。 生まれつき耳に障がいを持つ女性ボクサーの物語。とても淡々とした映画だった。 ボクシングの練習風景や普段の仕事であるホテルの清掃の様子、そこでの仲の良い従業員や後輩との何気ないやり取り、同居する弟…
ブログ用文章を書くのを趣味としているが、ときに書くこと自体が苦痛となり、長期的にブログのアップが滞るといったことを、ここ数年繰り返している。 昨年秋に、同様の事態となり、このときは、それまで快調に使用していた1万円くらいで買った中古PCが突如…
「エイリアン」の新作が公開されたというから、シネプレックス旭川へ観に行った。「エイリアン」シリーズを見に行ったつもりだが、映画はいきなり「ブレードランナー」みたいな雰囲気で始まり、ゾクゾクした。そして、舞台が宇宙船へと移ると、もう過去作の…
ここ旭川で、「新聞」といえば「北海道新聞」を指す。 「昨日の新聞の一面でも記事になってましたもんね」と、いえば、その一般名詞「新聞」は「北海道新聞」のことであり、そのほかの新聞を指す場合は、例えば「読売新聞」であるとか「東京スポーツ」である…
驚いた。 タイトルとキャストから、ほのぼのしたホームドラマだと思って見たのだった。若干、違うかもしれないとの予感もあったのだけど、ほぼ何も知らずに、「感」で借りたDVD「喜劇 愛妻物語」。 売れない脚本家と、それを支えるパート従業員の妻、5歳の娘…
私は、ある時期から、綾瀬はるか主演のテレビドラマは、ほぼ無条件で観るように心がけている。なぜなら、綾瀬はるかが好きだからだ。しかし、主演「映画」となると、けっこう見逃している。私にはなぜか、綾瀬はるか主演映画って、あまり面白そうに感じない…
物語は1962年のニューヨークから始まる。 主人公トニーを演じるのは「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセン。トニーは、腕っぷしが強くって、ちょっと強面って感じで、ぴったりなキャスティング。教養が無くガサ…
一幅の絵のようだ、って表現があるけれど、そんな感じがずっと続く映画であった。 ま、単に、「ゴーストワールド」を見て、そのころの「初期」スカーレット・ヨハンソンの映画を観てみようと思ってDVDを借りたのが「真珠の耳飾りの少女」だったわけで。そん…
邪眼鳥 筒井康隆 新潮社 1997年4月25日初版発行 1300円+税 筒井康隆氏の断筆解除後に出た短編集「エンガッツィオ司令塔」を先日再読した影響で、断筆解除作「邪眼鳥」が気になり、こちらも再読することにした。 「邪眼鳥」の出版は、世間的にも、私にとって…
10年くらい前に一度見ている「ゴーストワールド」だが、久しぶりに見てみようと思い、TSUTAYA豊岡で借りてきた。むむっ、こんなに面白かったっけ。見ているあいだ、ずっと心がザワザワする。素晴らしい。傑作だ。アメリカのコミックを原作とした2001年のアメ…