本と映画の埋草ブログ

本と映画についてあまり有意義ではない文章を書きます

アリー my love_メモ◎005「涙の数だけ」[One Hundred Tears Away]

 冒頭、スーパーマーケットでオバさんとポテトチップスの奪い合いとなり、暴力を振るったとして逮捕されるアリー・マクビール
テンポの良いコミカルな展開が可笑しい。

 その後、暴行事件だけでなく、避妊ゼリーの万引き容疑まで加わり、アリーは弁護士としての資質を問われ、業務停止命令の危機に瀕する。彼女に対する聴問会が開かれることとなる。
 その聴問会では過去のエピソードが蒸し返される。
 第1話において、道で軽くぶつかったオジサンたちに理不尽な悪態をついていたこと。さらに、第4話のドーソン教授葬儀における不適切な弔辞の件。

 そして、アリーの精神的不安定に関する証人として、事務所のおせっかい秘書でトラブルメーカーのエレインが召喚。アリーの問題行動をつい証言してしまう、というお決まりのギャグ!

 そんなわけで、コメディとして軽快な5話目。

 初めて「アリー my love」を見始めた頃、最初の方はあまり面白いと感じなかった。キャリアウーマンが恋も仕事も頑張る、なんてお話は、そもそも女性向きのドラマであろうと思っていたせいもある。ところが、このあたりから、ようやく、これは面白いぞ、と思い始めた。とにかくこの回は、アリーがヒドイ目に遭い続ける。

 なぜ避妊ゼリーを買おうと思ったのか(相手もいないのに!)とルームメイトのレネや同僚で元恋人のビリーにしつこく追及されるアリーが、その思いを吐露するところが泣かせる。
 宝くじを買ったことがある? 私はたまに宝くじを買うことがある。いろいろ想像するのが楽しいから。もしかすると、運命の人に今日出会うかもしれないじゃない。私の宝くじはチューブ入りなの。